放送大学神奈川学習センターウォーキングの会

  
藤田 緑

私たち放送大学神奈川学習センターウォーキングの会は117日(土)にウォーキングを行います。学内での事前学習のみでも面白いです。

昨年度は伊勢佐木長者町駅の手前で解散しましたが、今回は「海まで行ってみたい」という声を反映して、ペリー提督上陸地点まで足を伸ばすことにしました。堀割川の分流地点までは昨年と同じコースをたどり、それより先は今回独自のコースとなります。今回初めて参加される方も大勢いらっしゃると思いますので、あらかたのご案内をいたします。

大雑把にいうとJR桜木町駅と石川町駅間を底辺に蒔田公園を頂点にした大岡川と中村・堀川に挟まれた釣鐘上の広大な一帯はかつて入海でした。江戸時代に埋め立てられ、吉田新田が開発されました。そして今は伊勢佐木町を含む一帯の広大な町となっています。まさしく海上の町・横浜です。

昭和40年代まで横浜は川・運河が縦横に走り、水の都といってもよい町でした。町の成り立ちを見るとイタリアのヴェネチアを彷彿させる思いがします。町の景観はヴェネチアのように石造りとはいきませんが・・・先人たちの開発への智恵と情熱、力強さを感じます。

江戸時代末、幕府は開国・開港にあたり、膨大な資金をかけ横浜村中心に開港場を開き、外国人居留地、町、港を造りました。引き続き、明治政府は国の威信にかけ、文明国家に追いつけと横浜港築港による貿易拡大、不平等条約の改正など、横浜は時代の流れと共にいち早く開発され、西洋の文化を取り入れてきました。外国人居留地では「ここはどこ?」と見惑うほどです。人口の急増・町の急速な発展、それを支える交通手段は江戸時代末から、昭和の戦後まで続いた水運でした。            

今回第2回目のウォーキングは人々や町、時代を支え重要な役割を担った河川をめぐり、開港場まで78km、今昔を見ながら歩きます。大岡川に沿って、かつて海だった吉田新田へ、9代吉田勘兵衛が開削した堀割川、埋め立てられた新吉田川、吉田川、派大岡川をたどり、堀川沿いに、外国人居留地の人々の生活を支えた元町、外国人居留地、外国人商館、フランス波止場、横浜海岸通り、イギリス波止場(象の鼻)、開港広場へ、これで目的地に到着です。解散地点近くには62日にオープンした象の鼻パークがあり、ゆっくり休憩したり観光するのも良いと思います。

私たちウォーキングのリーダーは参加者の方にガイドの役割を担えるよう調査や学習を重ねてきました。また安全面での配慮も怠りません。ご期待に添えるよう力を尽くしたいと思っています。申し込み方法など詳しくはポスターを見ていただき、また不明な点はフジタに連絡いただければうれしく思います。皆様のご参加をお待ちしております。