坂井卒業研究ゼミナール (Sakai  Seminar)
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卒業研究とは何か?

 卒業研究は、大学生活での「最後の試練」とよぶ人もいますが、ほんとうは「最初の至福」とよぶに値するものではないでしょうか?卒業研究にいたる、これまでの勉強では、他人の説ばかりを反復学習してきて、初めて自分の考えと意見を十分に述べる機会が与えられるわけですから。

 さらに、その自分の意見が議論の場で正当に評価されるのが、卒業研究の良いところでしょう。卒業研究ゼミナールのなかで、十分な議論を尽くして、自分の考えを鍛え、最終的な報告に反映させていただきたいと思います。

 ここで余裕のある人は、「道楽」としての議論を楽しむところまで達すれば、大学生活でこれに勝るものなしと言えるでしょう。最後には、「審査」という最終評価の場が与えられていることで、卒業研究がたいへん締まったものになると思います。

 1998年に、放送大学が全国で全科履修生を受け入れるようになりまして、卒業研究を履修する学生が全国各地にいらっしゃるようになりました。

 このため、関東で開かれます卒業研究ゼミナールに出席できない方々のために、また参加者全員のコミュニケーションを図るために、電子メールと電子掲示板を使用して、ゼミナールの補完を行っております。

 けれども、このような試みはあくまで補完であって、ほんとうの目的は、対面による正式のゼミナールの議論内容を充実させることにあります。4月から始まります本格的なゼミナールのバイパスとして利用していただきたいと考えております。

 なお、インターネットなどの通信手段による卒業研究指導については、1998年秋の放送大学教授会で承認されておりますが、ここで行われておりますことは、当面実験的な試みであると考えております。 今年度(2004年度)には、6名の学生が参加して、11月の卒論提出を目指している最中です。

 2000年6月の教授会 には、テレビ電話を使用してゼミナールなどを催してもよろしいことになりましたので、関東以外からの参加者を対象にして、試行してみております。まだまだ実験中ですので、工夫が足らず、コミュニケーションがうまくとれずにいますが、そのうち使いこなすことができると考え、日夜工夫を重ねております。

 昨年まで に、いくつかの方法を試してきました。関東での直接のゼミナールを充実させて、そこにいわば「プラス・ワン」として、テレビ電話で加わわっていただく 方法。あるいは、すこし発展させてテレビ会議システムを利用し、多地点接続のテレビ・ゼミナールを行う方法など試しました。これまで、長崎、福岡、愛媛、三重、新潟 などと結んでのゼミナールも行なってきました。

 毎年9月になりますと「卒業研究の手引き」と「卒業研究申請書」が配られまして、質問票が何人からか届きます。全般的にいえることは、問題意識がはっきりしていない、という難点があります。文献を読みながら、4月までこの点を十分に考えておいてください。(ゼミナール参加者には、別にお知らせいたしますが、それまでに、質問や要望のある方は、こちらへメールをください。)

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