HOME > 開いている講義(Lecture)

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社会的協力論

 今回の大学院科目では、「協力学」という新しい社会科学分野を開拓する試みを行いました。
 人びとがなぜ協力し合うのか、この行動の基礎には何があるのかを知りたいと思ったのです。交換モデル、支配モデル、互酬モデルとして知られてきた、近代の協力活動が、どのように生成され、どこに限界があったのかを追究しました。
 とくに力を入れたのは、テキストとそれに加えて、ラジオのインタビューです。横濱ジャズプロムナード、所沢市役所、横浜名画座ジャック&ベティ、神奈川県庁、赤十字社、合同会社たすたす、松本クラフトフェア、武雄市図書館、宮城県亘理町苺農家、琉球大学保健学科、板橋区介護ケアチーム、松本サイトウキネンなどに見られる協力活動を巡って歩き、取材録音を長時間行い、これら協力活動の事例が伝わる工夫を行っています。
 わたしたちが行っている日常の協力活動が、どのような基本的性格を持ち、どこに問題があるのかを、これら事例のインタビューを聴きながら、一緒に考えていただけたらと思っています。

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音を追究する

 ヒトは日常生活の中で多様な音を聞き、認識・処理している。また、音を通してさまざまな表現を行い、音によってさまざまな影響を受けている。さらに、我々は音声言語を基本としていろいろな事柄を表現し、社会的交流を図っている。
 本科目では、物理的・生物的・精神的・文化的・芸術的・社会的視点など多角度から「音」というものにアプローチし、音の持つ意味を解き明かしつつ、最終的に我々が住み心地・生き心地をよくする音の活用に結び付けていきたい。多領域にも携わるテーマのため、広い領域・分野層の学生に受講を勧めたい。

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グローバル化と私たちの社会

 ヒト、モノ、カネ、情報が容易に国境を越えて移動するグローバリゼーションという現象は、日本だけでなく世界全体に大きな影響を及ぼし始めています。日本一国だけグローバリゼーションに規制を課すことは不可能な状況であるので、グローバリゼーションに対してどのように対処すべきか考えなければならない時が来ています。グローバリゼーションは経済だけでなくあらゆる分野に変化を求めている現状があります。そこで、手始めに、社会と産業コースに所属する教員全員でこの問題を議論する科目を開設することにしました。

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多様なキャリアを考える

この授業は現代社会の中での「キャリア」というものの意味を考え、多様な学生が自分のライフステージの中での道を選択したり、キャリア上の決断を行ったりする一助となることを目指しています。
 最初に、「職業キャリア」について、なぜその発展が必要なのかを、いくつかの観点(個人の幸せ、経済的自立と家族、外国との競争、企業間の競争等)から解説しています。
 次に、職業キャリアの形成がどのように行われるか、職業訓練や企業内キャリア形成の現状を考えます。また、労働者の権利に関して、法律論を展開する。たとえばパワーハラスメントのように、比較的新しい概念を紹介することで、社会人学生の興味にも応えたいと思います。
 さらに、ライフコースの概念を紹介し、職業キャリア以外にも「キャリア」(たとえば、学齢期のキャリア、どういう友人を作ったかというキャリア、地域生活のキャリア、地域間移動のキャリア等)があることを理解したいと考えます。現代人は、人生の随所に置いて、お金を稼いでいない時期もあり、それが重要なキャリアとなっています。専業の学生、子育て、介護、定年退職などの時期を実り豊かに生きることは、本人にとって重要であると考えており、それらの時期の社会への影響についてみなさんと議論したいと思います。

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