「社会と経済」専攻の
卒業研究

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  人の生涯にはいくつかの節目があります。大学の卒業は、間違いなくその大きな節目の一つです。そこでは、誰もが、これまで過ごしてきた学生生活の意味を確認し、改めて次のステップに思いを馳せるのだと思います。本学における卒業研究は、その卒業という大きな節目のエッセンスのような存在であるといってよいでしょう。卒業研究には本学での学生生活を集大成し、学習成果の蓄積を再確認する意味があります。それまで学んできたことは、幅広い教養として、さらには血肉として、学生諸君の身についていることと思います。しかし、それらは十分理解された上で本当に自分のものとなっているでしょうかか。それを確かめるためには、自分なりの論理を組み立て、論文を書いてみることが最もよい方法です。本学での学習で得たさまざまな専門的知識を自分なりに結び合わせ、論文という総合的な知の体系にまで高める作業を行うことは、学問に志す諸君にとって、おそらく何ものにも代え難い大きな意味を持つものと確信します。

  そもそも、論文を執筆するという作業は、社会科学の各分野では特に大きな意味があります。周知のように、社会科学は社会を研究対象とする学問分野ですが、 社会というものが人と人との相互関係によって成り立っているものである以上、そこでは、ただ相手の表現を理解するだけでなく、相手が理解できるような表現をすることも重要な要素となってくるからです。つまり、知の体系を自らのものとするということは、とりもなおさずそれを自分の言葉で表現できること同値でなければならないと考えます。そうすることによって初めて、さらに卒業研究から次の段階へと進むことも可能となってくるのです。

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  このように書くと、卒業研究は大変な事業のように思われるかもしれません。しかし、卒業研究はあくまでも本学での学習成果の延長上にあるものであり、まったく未経験の学習を必要とするわけではありません。したがって、必要以上に構えたり気張ったりすることはありません。これまでの学習同様、楽な気持ちで臨んで欲しいと思います。とはいっても、評価がある以上、一応の水準に達しているような論文であることが望まれます。履修するからには、意欲をもって悔いのない内容の論文を書き上げたいものです。

  卒業研究では、実質的に、指導教員との最初のコンタクトが出発点となります。直接面談をするにしろ、電話、郵便などの手段を用いるにしろ、指導教員とのコミュニケーションの機会に、自分の時間的余裕、学習の進度等を勘案した上で自身の研究テーマ案が研究可能かどうか、じっくり話し合ってみることをお勧めします。それをせずに思い込みだけで卒業研究に着手したとしても、希望通りの成果は得られないだろうと思われます。また、「1年では不十分なので、2年かけて論文完成にこぎ着けたいのだが…」といった相談も、直接指導教員にしてみるとよい。必ず柔軟かつ適切に対応してもらえることでしょう。いずれにしても、指導教員との連絡を密に、論文執筆という学生生活の「完成」を意欲的に目指していって欲しいと思います。

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各ゼミナール紹介

卒業研究の
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政治学

阿部  齊教授

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経済学

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社会学

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法学

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橋本  裕藏助教授

 

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